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停電時に家中使える?全負荷型と特定負荷型の蓄電池はどっちを選ぶべきかを解説(豊橋・豊川・浜松の太陽光・蓄電池販売店ソライズ)
「停電したら家中の電気が使えるんでしょう?」──蓄電池導入のご相談でよくいただくセリフです。ところが実は、蓄電池には全負荷型と特定負荷型の2種類があり、停電時の使い勝手がまったく異なります。「家中に給電」できるのは全負荷型だけで、特定負荷型は「事前に指定した一部の回路だけ」が動きます。
本記事では、愛知・岐阜・静岡の戸建てオーナー様向けに、全負荷型と特定負荷型の違い、停電時の現実的な使い方、価格差、選び方の判断軸を整理します。導入後に「思っていた使い方ができない」と後悔しないために、契約前に知っておきたいポイントを豊橋市本社のソライズが現場視点で解説します。
※ここでお伝えする価格は一般的な水準であり、導入されるパネル枚数・蓄電池容量・工事内容により変化します。正確な金額は屋根・電気設備の現地調査後のお見積りでお伝えします。
全負荷型と特定負荷型|何が違うのか
家庭用蓄電池は、停電時にどの範囲の家電・コンセントへ給電するかで2タイプに分かれます。
全負荷型|家全体にバックアップ給電
全負荷型は家中すべてのコンセント・照明・家電へ給電できる仕様。停電時もエアコン、IHクッキングヒーター、エコキュート、洗濯機など200V機器を含むあらゆる家電が、通常時と同じ感覚で使えます。家全体の分電盤に接続されており、停電を意識しないで生活できるのが最大の魅力です。
特定負荷型|事前に指定した回路のみ給電
特定負荷型は事前に契約時に決めた1〜3回路にしか電気を送れない仕様。たとえば「リビングのコンセント・冷蔵庫・LED照明・ルーター」のように、生活に最低限必要な家電だけを動かす設計です。家全体には電気が回らず、停電時は「使える部屋」と「使えない部屋」が明確に分かれます。
| 項目 | 全負荷型 | 特定負荷型 |
|---|---|---|
| 停電時の給電範囲 | 家全体(全コンセント・全照明) | 事前指定の1〜3回路のみ |
| 200V機器対応 | ○(エアコン・IH・エコキュート可) | △(多くは100V回路のみ) |
| 本体価格 | 高め | 抑えやすい |
| 工事の複雑さ | 分電盤一括接続でシンプル | 専用分電盤の追加が必要 |
| 停電時の使い勝手 | 通常時と同等 | 必要最低限 |
停電時の使い方シミュレーション|現実の差はここに出る
全負荷型のケース|真夏の夜の停電でも快適
7月の真夜中に停電が発生したと想定します。全負荷型7kWhなら、エアコン(消費電力500〜800W)を寝室で稼働させながら、冷蔵庫・ルーター・照明・スマホ充電をすべて並行で使えます。お湯もエコキュートタンクの残り湯が使え、朝のシャワーも可能。停電翌朝も日中の太陽光発電で蓄電池を補充できれば、長期停電にも対応可能です。
特定負荷型のケース|「最低限の生活」で乗り切る
同じ停電状況でも、特定負荷型でリビング系の1回路だけバックアップ設定の場合、リビング照明・冷蔵庫・ルーター・スマホ充電はOKでも、寝室のエアコンが動かないため真夏の寝苦しさは解消できません。IH・エコキュートも止まるため、調理と給湯は別手段(カセットコンロ・湯沸かしポット等)が必要です。「冷蔵庫の食料が腐らないこと」「情報が取れること」が確保できるレベルの備えです。

💬 現場の本音|「特定負荷で十分」と思っていた方の声
東海エリアの施工現場で、特定負荷型を選んだお客様から導入後にいただく声で多いのが「真夏の停電で寝室エアコンが動かず後悔した」「200Vが必要なIHが使えず食事を作れなかった」というご相談。逆に全負荷型を選んだお客様からは「停電に気づかなかった」というレベルで生活が継続できているとの声をいただきます。価格差は数十万円単位ですが、長期停電時の体験差は雲泥です。
200V対応の重要性|現代のオール電化住宅で死活問題
東海エリアの戸建てではオール電化住宅が増えています。IHクッキングヒーター、エコキュート、200Vエアコン、200V電気自動車充電など、200V機器は今や生活インフラの中核です。
特定負荷型の多くは100V回路のみのバックアップで、停電時にIH・エコキュート・200Vエアコンが動かない仕様。オール電化住宅で停電時に200V機器を使いたいなら、全負荷型・200V対応モデルを選ぶことが事実上必須になります。ソライズで取り扱うシャープ・長州産業・ニチコンには全負荷・200V対応モデルがラインアップされており、住宅の電気設備に合わせて選定可能です。
価格差はどのくらい?|全負荷型は本当に「高い」のか
同じ7kWh容量で比較すると、全負荷型は特定負荷型より商品代で20〜40万円程度高くなるのが一般的です。工事代も全負荷型は分電盤一括接続でシンプル、特定負荷型は専用分電盤を別設置するためむしろ複雑化するケースもあり、総額差はもう少し縮まる傾向にあります。
蓄電池単体導入の費用相場は100万円から、太陽光+蓄電池のセット導入は250万円からが目安。全負荷型を選ぶ場合は、この目安に20〜40万円程度の上乗せでお考えいただくのが現実的です。屋根条件・配線条件で振れ幅があるため、正確な金額は現地調査後のお見積りでお示しします。
選び方の判断軸|こんな家庭はどっち?
| 家庭の特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|
| オール電化住宅 | 全負荷型(200V必須) |
| EV所有・購入予定あり | 全負荷型(停電時もEV充電可) |
| 小さなお子様・高齢者の同居 | 全負荷型(エアコン・暖房を継続) |
| 在宅勤務でリビング集約型の暮らし | 特定負荷型でも可(リビング1回路で足りる) |
| 停電時は最低限の備えで十分と割り切る | 特定負荷型(コスト優先) |
| ガス併用・100V中心の生活 | 特定負荷型でも対応可 |
判断軸の中心は「停電時に何を動かしたいか」「200V機器の有無」「家族構成のリスク許容度」の3点。価格差を抑えたい場合は容量を見直す方が、タイプ変更より満足度を落とさず工夫できることが多いです。
⚠ 失敗しないために|全負荷/特定負荷選びの3つの落とし穴
- 「家中で使える」と説明されて契約したら特定負荷型だった──契約書の仕様欄を必ず確認。営業トークと書面に食い違いがあれば指摘を。
- 200V対応を後から追加できると思い込む──蓄電池本体の仕様は導入時に決定。あとから全負荷化・200V対応への変更は通常できません。
- 容量だけ大きくしてタイプを軽視──10kWh特定負荷型より、7kWh全負荷型の方が停電時の満足度が高いケースが多々あります。

よくあるご質問
Q1. 後から全負荷型に変更できますか?
蓄電池本体の機種・仕様は導入時に決定するため、原則として後から全負荷化・特定負荷化のタイプ変更はできません。買い替え(数百万円規模)が必要になります。導入前に家族の暮らし方をシミュレーションし、最初から適切なタイプを選ぶことが重要です。
Q2. 全負荷型と特定負荷型で平常時の節電効果は変わりますか?
平常時の充放電性能はタイプ差より容量・パワコン出力・メーカー仕様で決まります。同じ容量・同じメーカーであれば、平常時の電気代削減効果はほぼ同等。違いが顕著に出るのは停電時の使い勝手と200V対応です。
Q3. 太陽光と組み合わせる場合、全負荷型の方が良いですか?
長期停電に備える設計を取るなら全負荷型が断然有利です。停電中も日中の太陽光発電で蓄電池を充電できるため、家全体に電気を回しながら数日間自立運転を維持できます。詳細は災害時3日間の電源確保もご参照ください。
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